Dante最適設定は、次の3つの方法で適用できます。
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LLDPによる自動最適設
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Web GUIからの手動最適設定
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DIPスイッチによるプリセット設定
以下ではLLDPによる自動最適設定について詳細を説明します。
本製品はADECIAコンポーネントから受信した独自LLDPフレームにより、「Dante」使用時の最適な設定を自動で反映します。
自動設定される項目は、接続先のADECIAコンポーネントのファームウェアバージョンによって異なります。設定項目の一覧を以下に示します。
| 設定対象 |
機能 |
コマンド |
適用対象項目 (ADECIA V2.5以前) |
適用対象項目 (ADECIA v2.8以降) |
システム全体 |
フロー制御を無効 |
flowcontrol disable |
○ |
○ |
QoSを有効 |
qos enable |
○ |
○ |
DSCP値による送信キューの最適化 |
qos dscp-queue 8 2 |
○ |
○ |
qos dscp-queue 26 3 |
- |
○ |
qos dscp-queue 34 4 |
- |
○ |
qos dscp-queue 46 5 |
○ |
○ |
qos dscp-queue 48 5 |
- |
○ |
qos dscp-queue 56 7 |
○ |
○ |
qos dscp-queue [上記以外] 0 |
○ |
○ |
リンクローカルマルチキャストの常時転送 |
l2-unknown-mcast forward link-local |
- |
○ |
PTP機能を有効 |
ptp enable |
- |
○ |
VLANインターフェース |
未知のマルチキャストをフラッディング |
l2-unknown-mcast flood |
- |
○ |
IGMPスヌーピングを有効 |
ip igmp snooping enable |
○ |
○ |
IGMPスヌーピングのバージョンを設定 |
ip igmp snooping version 3 |
○ |
○ |
IGMPスヌーピングの高速脱退を有効 |
ip igmp snooping fast-leave auto-assignment |
- |
○ |
IGMPクエリー送信機能を有効 |
ip igmp snooping querier |
○ |
○ |
IGMPクエリー送信間隔の設定 |
ip igmp snooping query-interval 30 |
○ |
○ |
IGMPレポート抑制機能を無効 |
ip igmp snooping report-suppression disable |
- |
○ |
IGMPレポート転送機能を有効 |
ip igmp snooping report-forward enable |
- |
○ |
IGMPパケットのTTL値検証機能を無効 |
ip igmp snooping check ttl disable |
○ |
○ |
IGMPパケットのRA検証機能を無効 |
ip igmp snooping check ra disable |
- |
○ |
IGMPパケットのToS検証機能を無効 |
ip igmp snooping check tos disable |
- |
○ |
マルチキャストルーターポート転送抑制機能を有効 |
ip igmp snooping mrouter-port data-suppression enable |
- |
○ |
PTPパケットの常時転送を設定 |
l2-mcast flood 224.0.1.129 |
- |
○ |
l2-mcast flood 224.0.1.130 |
- |
○ |
l2-mcast flood 224.0.1.131 |
- |
○ |
l2-mcast flood 224.0.1.132 |
- |
○ |
l2-mcast flood 239.254.3.3 |
- |
○ |
LAN/SFPポート |
QoSトラストモードをDSCPに設定 |
qos trust dscp |
○ |
○ |
フロー制御を無効 |
flowcontrol disable |
○ |
○ |
EEEを無効 |
eee disable |
○ |
○ |
PTP機能を有効 |
ptp enable |
- |
○ |
MRUを設定 |
mru 1522 |
- |
○ |
LLDPの送受信を有効 |
set lldp enable txrx |
- |
○ |
基本管理TLVの設定 |
tlv-select basic-mgmt |
- |
○ |
LLDPによる自動最適設定は、 lldp auto-setting コマンドで設定します。
本製品の初期設定では、LLDPによる自動最適設定は 有効 です。
ADECIAコンポーネントは、以下の内容が含まれるヤマハ独自のLLDPフレームを送信します。
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EEE (省電力機能)の無効化設定
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フロー制御の無効化設定
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Diffserv base QoSの設定
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IGMPスヌーピングの設定
本機能が有効、かつ、該当するLLDPフレームを受信した場合、システム全体、受信したVLANインターフェース、受信したLAN/SFPポートのrunning-configに対して設定を自動的に反映します。
ただし、自動的に設定される項目のうちどれか一つでも工場出荷状態とは異なる設定がされている場合、本機能は動作しません。
copy running-config startup-config コマンドや write コマンドで保存すると、次回以降の起動時に使用する startup-config へも反映されます。
自動最適設定後に機器が接続されたポートをリンクダウンしても自動的に追加された設定はそのまま保持されます。
本機能は物理インターフェース (LAN/SFPポート) のみで利用できます。リンクアグリゲーション論理インターフェースでは利用できません。
また、LAN/SFPポートのモードはアクセスポートのみで利用できます。トランクポートでは利用できません。
スタック機能に対応した機種でスタック機能が有効な場合は利用できません。
本機能を使用するためには、LLDPフレームを受信できるようにする必要があります。
そのため、事前に以下が設定されていることを確認してください。
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lldp run コマンドで、システム全体のLLDP機能を有効にします。
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lldp-agent コマンドで、対象のインターフェースにLLDPエージェントを作成します。
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set lldp コマンドで、LLDPフレームの送受信モードを設定します。
本製品の初期設定では、LLDPフレームの送受信は 有効 です。