OSPF (Open Shortest Path First) は、IGP (インテリアゲートウェイプロトコル)の一種で、グラフ理論をベースとしたリンク状態型の動的ルーティングプロトコルです。
本製品では、以下のOSPFプロトコルに対応しています。
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OSPFv2 (RFC2328)
同じ IGPである RIP (Routing Information Protocol) のようなディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルに存在する規模的な制約を解決するために、IPv4ネットワーク向けに設計されました。
RIPと比べると以下のような特徴があります。
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経路が変更されたときに、その伝播が速い。
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機器の故障などによる障害の検知が速い。
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ネットワーク全体を複数のエリアに分割して管理できる。
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OSPF以外のプロトコルによる経路(外部経路)の取り扱いが規定されている。
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プロトコルが複雑で、必要とされるCPUパワー・メモリが多い。
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OSPFv3 (RFC5340)
OSPFv2の仕様を踏襲し、IPv6ネットワーク向けに設計されたプロトコルです。
IPv6に対応したインテリアゲートウェイプロトコルである RIPng と比較すると、以下のような特徴があります。
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経路情報が変更されたときに、経路が安定するまでの時間が短い。
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ネットワーク全体を複数のエリアに分割して管理できる。
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OSPFv3以外のプロトコルによって取得した経路(外部経路)の取り扱いが規定されている。
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プロトコルが複雑で、必要とされるCPUパワー・メモリが多い。
OSPFv3の基本的概念やアルゴリズムは、OSPFv2とほぼ同様です。
ただし、IPv4とIPv6のプロトコル体系の違いや一部概念の変更に伴い、いくつかの相違点があります。
主な相違点は以下のとおりです。
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仮想リンクを使用する場合を除き、データベースの同期にリンクローカルアドレスを利用する。
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OSPFパケットの認証はOSPFv3の仕様から削除された。
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同一リンクに複数のOSPFv3ルーティングドメインを設定できるようにするため、インターフェースにインスタンスIDを付与する。
本ページでは、OSPFの概要を説明します。
実際にOSPFネットワークを構築するためのコマンド説明・設定ガイド・設定例については関連文書をご覧ください。